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Design
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アイコンデザインにおける10の間違い
アイコンデザインで注意するポイントが知りたい。 そんなときにおすすめなのが、『10 Mistakes in Icon Design』。アイコンデザインにおける10の間違いだ。 以下にご紹介。
- アイコンのデザインの差があまりない
アイコンをセットで作る場合、見分けられないデザインはよくない。↓はMac OS Xのユーティティーアイコン。見分けがつきづらく、間違って起動してしまう。 - 一つのアイコンに要素が多すぎる
アイコンの中の要素は少なければ少ないほどよい。要素が多いと、小さくしたときに判別しにくい。 - 不要な要素を含んでいる
要素を少なくし、メッセージがストレートに伝わる要素だけを置きたい。↓はDBアイコンの例。DBであることがわかっているなら、後者の例にした方がわかりやすい。 - アイコンセットに統一性がない
アイコンセットは、カラースキーム、遠近感、サイズ、描画技術を統一すべき。 - 小さいアイコンに不要な遠近感、シャドウをつけない
アイコンはどんどんリアル感を増し3Dになっていくが、16x16px以下のサイズにおいては遠近感、シャドウは不要な場合がある。 - リアルすぎるアイコン
物の見た目をそのまま表現するのではなく、機能をわかりやすく伝えるなどした方がいい。 - 国民性や社会性に依存しない
メールアイコンで言うと、国によって違う郵便ボックスなどローカルなものではなく、普遍性を持った切手のデザイン(MacのMailアプリ)にするなど、わかりやすくすることが大切。 - インターフェースで使われている要素をアイコン内で使わない
アクア要素をアイコンで使わないなど。OSのインターフェースと混同してしまう。 - アイコンの中にテキストがある
3つよくない点がある。まず、特定の言語に依存するのがよくない。次に、小さくなったときに読みづらい。最後に、アプリケーションのアイコンである場合、アプリケーションの名前として表示され重複した説明になること。 - ぼけてしまう
アイコンを描くのにベクターエディタを使ったときに起こる。大きいサイズであればかわいくはっきりとしているのだが、小さくなってラスタライズされたときにアンチエイリアスがボーダーに食い込んでしまう。