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【EPSON GT-X980】無反射ガラスを使ったフィルムスキャン

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EPSON GT-X980で、無反射ガラスを使ったフィルムスキャンの比較です。

結論としては、無反射ガラスではなく、純正フィルムホルダーでいい。シャープネスは互角。ただ、パーフォレーションを入れたい場合はブローニー用フィルムホルダーだとできないので、無反射ガラスか、8×10用のホルダーを使う必要がある。

シャープネスが無反射ガラスだとより向上するかと思いきや、シャープネスは互角。GT-X980のフィルムホルダーは優秀です。

どちらも無反射ガラスで、右は退色処理をOnにしてみました。メリハリが付きいいトーンになる。が、写真によっても違うので好き好き。

最後は参考にデジタルデュープ。Leica Q2でマクロ撮影。Negative Lab v2.0を使ってネガ反転。色があまり綺麗に出ない。

まず、フィルムを可能な限り水平を取ってGT-X980の上に置く。乳剤面/裏を下に、表面を上にして置く。その上に、無反射ガラスを一枚置く。無反射ガラスは、四辺をパーマセルテープでテーピングするといい。スキャナのガラス面の傷防止と、少しだけフィルムから浮かせることで、ニュートンリング(縞模様)を防ぐ。

Epson Scan 2の設定は上記のようにする。

Document Source: Transparency Unit (with Film Area Guide)

ただこの方法だと、DIGITAL ICE Technologyが使えない。Lightroomなどで後処理としてゴミ取りする必要がある。Dust Removalは使えない。写真の中のゴミでないところまで消えてしまう。