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Sony FX3でのRAWとS-log3の違いを検証
Sony FX3でのRAWとS-log3の違いを検証中。
ダイナミックレンジは間違いなくRAWの方が優位性がある。ハイライトのクリップ/白飛びが戻ってくる。
RAWにするとアクティブ手ぶれ補正が効かない。
ノイズは多少RAWの方が少ない(S-log3もいい勝負をする)。
編集はRAWの方が軽い。
解像感、シャープネスは12bitと10bitの違いがあるとはいえ、人間の目にはそれほど違いはわからない気がする(深夜に撮ったクリップで検証。光の状況などで違いがわかるかもしれない)。
S-log3だと外部モニターが必要ないので、取り回しがすごくいい。RAWを撮るには、ミニマムセッティングでもAtomos Ninja Vなどの外部モニターをコールドシューにつけて、フルHDMIで接続する必要がある(モニターにはバッテリーが必要)。
結局のところ、手間のかかるRAWで撮る意味とは・・、やっぱりダイナミックレンジと編集の速さかな。輝度差のかなりある状況で、ハイライトが戻ってくるのはすごい。目で見た状態にかなり近くできる。S-log3だと、かなりアンダー目に撮ったらノイズが出るし、被写体に適正露出で撮ったらハイライトは白飛びして戻ってこない。