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Leica M8でホワイトバランスをケルビン値で完璧に合わせる

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ライカのカメラをいくつか使ってるんですが、その中でも気に入っているのがM8。どのレンズを使っても中間調が豊かでコントラストが強すぎず、穏やかな描写をしてくれます。特にモノクロにすると優しいトーンが最高です。

ただ色が転ぶんですね。赤外線を通してしまうのでただでさえ赤く転ぶし、オートホワイトバランスも最近のデジカメと違って色が目で見た通りに出ない。後処理でホワイトバランスの調整をしていたんですが、中判カメラを手に入れて撮る時点での完成度を高めたくなり、検証することに。

まずはAWB/オートホワイトバランス。1月の15:00の室内。青く写ってしまうので、モニタで確認した時にそうなるよね、と思いながら(この時点でいいねーとならない)、Lightroomで色温度を黄色寄りに修正したりしていました。

最近始めたのが、ホワイトバランスのケルビン値指定。iPhoneのアプリでケルビン値を測って、ライカM8で設定。ケルビン値は少しでも露出計を動かすと値が変わりますが、撮りたいど真ん中のポイントで測ります。そうすると、見た目と記憶色的にもドンピシャの色温度に。

これはホワイトバランス:晴天。黄色すぎてよくない。日陰の方が多少よかったかも。曇りのホワイトバランスは似たような感じになるはず。

今はiPhoneの露出計アプリを使っているんですが、ゴッセンの単体露出計がもうすぐ届くので、今後も検証してみます。