百式×beBitのアイトラッキング・ユーザビリティ会議に行ってきました
今日は銀座線で虎の門へ。
百式×beBitのアイトラッキング・ユーザビリティ会議でした。
ちょっと遅れて参加。
到着すると爽やかな青年がbeBitの成功事例について説明していました。と思ったらその青年は社長でした。
やっぱり社長は違いますね。物腰が柔らかい。見習わないと。
アイトラッキングの実演もあり、ディスカッションもありで結構楽しめました。
得たものは、ユーザの意見ではなくユーザの行動が重要、ということです。
アンケートを取るのではなく、ユーザがどう動くかをじっと観察する、と。
例えば、駅のホームの自動販売機の売り上げを上げたいとする。
戦略コンサルティング会社なら数値分析から始めるかもしれない。
ブランドコンサルティングなら商品のデザインブランディングを提案するかもしれない。
beBit、行動分析会社は違います。
駅のホームでじーーーーーっと乗客を観察するんだそうです。ビデオも撮ったりしながら。行動を分析する。
結果。自動販売機の前に時計台を置くことで売り上げが伸びたと。
どういうことかというと、駅のホームで待っている人の行動を観察していると、次の電車がくるのを待ちながら、時間を気にしながら、時間があるとちょっとジュースを買ってみる、という行動をとることがわかった。
それなら自動販売機の前に時計を置こう、ジュースを買う方向に誘導しよう、ということになったようです。
面白い。行動分析はアフォーダンスの概念と合わせて今後もチェックしておきたいですね。
プレゼントももらいました。上記のユーザビリティの本です。さっと読んでみよう。