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スピードは追わないベンチャー企業 [beBit]
先日百式田口さんのユーザビリティ会議でbeBitという会社に行ったのですが、参加者に手渡されたbeBitの新聞記事に結構しびれています。
遠藤直紀社長は横浜国立大学経営学部出身、ソフトェア会社でプログラミングを経験し、アクセンチュアでシステムコンサルタント、アメリカに行って帰ってきて起業したという人なんですが、考え方がちょっと人と違っています。
今はどんな本を読んでも、どんな人でもスピード、スピードと言いますよね。
僕も学生時代からそうで、スピード、時間が一番重要だとずっと思っていました。
でも記事の中で、遠藤社長はこう言っています。
渋沢栄一や松下幸之助、本田宗一郎、ヘンリー・フォードなどの本を読んでも、「スピードが大事」なんて言ってない。むしろ『浮利を追わず、信用や仲間を大事にして・・・』などと同じことばかり。結局は商売の基本は普遍だ」と信じている。
衝撃的でした。確かに僕も彼らの本を読みましたが、言ってなかった気がします。スピードスピードと言っているのは現代社会のビジネス書じゃないかと。
当然スピードも要素としては重要ですが、それよりも信用や仲間が大事だ、ということだと思います。
スピード重視、量重視な僕も、ちょっと考え直そうと思っています。