【P-7000】開発者の方のお話

さて、P-7000の開発者の方のお話を。 エプソンで一番のカメラ好き、という方が「P-7000」について説明してくれました。やっぱり本当に好きで作っている方のお話は気持ちいいですね。目がキラキラしていました。 以下に気になった点をいくつかご紹介！

• 起動のスピードにこだわり、6秒という速さを実現
  ここまでできたのは、OSを使っていないから。独自のシステムを一から作っている。他社ではWindowsだとかLinuxを搭載しているものが多い。それだと、OSが起動してからのアプリ起動になるので遅くなる。
• 64枚プレビューのスピードにもこだわった
• 開発は長野県
  担当者は長野から来た。
• 広視野角の液晶を使用
  160度どこから見ても同じ色で見られる。
• パスワードを入力しないと開けないプライベートフォルダを搭載
  誰かに渡して写真を見てもらうときに安全。
• 160GBのHDD
  1000万画素のカメラで、jpgで34200枚、RAWで9000枚入れられる。
• 写真に☆をつけることができる（レーティング機能）
  ☆は5つまでつけられて、あとからチェックしやすい。

というところですね。 写真をばしばし撮って、その場でピントが合ってるか確認するとかは、プロの方だとPCでやっているようなんですが、P-7000があるとPCがいらなくなる、とのことですね。 くるくるっと横にスクロールできるジョグダイヤルがついていて、プレビューのときにとても便利そうでした。 あとボタンとかも無駄がなくて説明書を読まなくてもわかる。操作しやすかったですね。 手に持った感触もすごくいい。適度な重さと大きさですね。 そうだ、↑のリストで印象的だったのが、1つめのOSを使わなかったという点。 この発想ってすごく重要だと思いました。とてもユーザ視点に立った発想ですよね。 OSを使ったら開発工数は減るかもしれないけど、スピードが遅い。 スピードを速めるためには、OSを使いたくない。だから一から自分で作っちゃう。 この発想はほかにも応用できそうなので、覚えておこうと思いました。 » エプソンプロセレクションブログ 眠くなってきた。週末ですね〜〜。そろそろ寝よかな。