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デザイン講義3
さて、デザインの授業3回目(先々週だけど)。また勉強になった。
- いいデザインとは
いいものはテーマ以上のいろいろなことを感じさせる - 客観性
他人の目になって客観的に見る一番簡単な方法は、離れて見ること - シンプル
シンプルが一番難しい。シンプルができるとプロと言える。引くことができる力があるのかないのか - バランスと破調
バランスは、安定・快い・美的な均衡
破調は、動き・変化・崩したポイント(に目がいく)・インパクト - バランスとは
バランスとは、重さの感覚。形(面積)と色(明度)に分けて考える - コントラストと対立
コントラストは、動き・刺激・メリハリ・変化
「何かしまらないな」と思ったら、形か色でコントラストをつけてみる
コントラストが強すぎると思ったら、間の要素(白と黒だったらグレー)を入れてみる - メリハリをつける方法
メリハリとは、強弱
1.色のトーン(色調)に差をつける(特に明度差)
2.陰影をつける
3.セパレート(引き離す) → 白のライン(袋文字)で文字と背景を区切るなど - 緊張感を出すには
無駄を省く(限界まで)
例:お茶室、たるみの芸術 - ムーブメントとは
動・・・エネルギー、生命、行動、躍動感、人の目を瞬時にとらえる
静・・・思考、落ち着き、安定、時間をかけた対話 - 動きを出すには
・斜めを使う
・一つのパターンを繰り返す - 静を表現するには
水平・垂直を使う - 方向について
1つの画面には3方向以内にするのが原則。主な方向は1つ
いいものには方向があることが多い - デザイン力を上げるには
デザイン史を勉強すること
西洋美術史(縦の芸術)と東洋美術史(横の芸術)
縦・・・上に、ひたすら高く。神に近づきたい、ただそれだけ
横・・・地震が多い。神への方向がなかった
シドニーのオペラハウスは斜め(オレンジの割れたところからイメージした) - リズムとは
リズムとは、小刻みな動き(ダイナミックな動きではない)
生き生き、躍動感、ほどよい変化
同じ形、同じ色の繰り返し - シンメトリー
シンメトリーには4つある
ちなみに西洋はシンメトリー、東洋はアシンメトリー
・反射(左右対称)
形がまとまる、安定、ロゴやマークを作るときに役立つ
・移動(並進)
1本の線上に繰り返す → メインを盛り立てる。背景的な役割(メインではない)
・回転(点対称)
1点を中心に回転、放射状に広がる
広がり、形がまとまる、神秘性(花や雪の結晶など)
・拡大と縮小
リズミカル、エネルギーの増大 - グルーピング
まとめると、新しい形が形成される
ばらつきが修正できる - リピートのテクニック
単一のものを繰り返す
グループ化したものを繰り返す - コラージュ
デザインはすべてコラージュ。素材を集めてレイアウト